前回のコラム【前編】では、梅雨時期に特に注意したい安全対策として、「足元の安全」と「電気系統の安全」に関するチェック項目をご紹介しました。
今回は、【後編】として、住まいの健康と建物を守るための安全対策についてご紹介いたします。
梅雨時期に注意したい住まいの安全リスク【今回は3つのリスクに注目】
- 換気不足による健康被害: 湿気がこもることで、カビやダニが繁殖し、アレルギーや呼吸器系の疾患を引き起こすことがあります。
- 雨漏りによる構造材の腐食: 長雨による雨漏りを放置すると、建物の構造材が腐食し、耐久性を損なう恐れがあります。
- 台風や集中豪雨への備え: 梅雨末期から夏にかけては、台風や集中豪雨のリスクが高まります。事前の備えが重要です。
梅雨時期の住まい安全対策チェックリスト【後編】
今回は、「換気と衛生管理」「雨漏り対策」「災害への備え」に関するチェック項目です。
□ 換気と衛生管理
- 雨の日でも可能な範囲で換気を行っていますか?
- 浴室やキッチンなど、湿気がこもりやすい場所の換気を徹底していますか?
- カビが発生しやすい場所に除湿剤や防カビ剤を使用していますか?
- 寝具やカーテンなどをこまめに洗濯・乾燥させていますか?
□ 雨漏り対策
- 天井や壁にシミはありませんか?
- 雨の日に、普段と違う音が聞こえませんか?(ポタポタという音など)
- 窓サッシ周りや外壁にひび割れはありませんか?
- 雨樋に詰まりはありませんか?
□ 災害への備え
- ハザードマップを確認し、自宅周辺の浸水リスクなどを把握していますか?
- 非常用持ち出し袋を用意していますか?
- 避難経路や避難場所を確認していますか?
- 家族間で連絡を取り合う方法を決めていますか?
今回の【後編】では、梅雨時期に注意したい「換気と衛生管理」「雨漏り対策」「災害への備え」についてご紹介しました。これらの対策を講じることで、より安全で安心な梅雨時期を過ごせるはずです。
志賀塗装は住まいの安全を守るお手伝いもいたします
外壁や屋根のメンテナンスは、雨漏りを防ぎ、住まいの寿命を延ばす上で非常に重要です。気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。いわき市の皆様の安全な住まいづくりをサポートいたします。